小栗旬ファンが人間失格見たら最高だった話
はじめに
いつからかわかりませんが、私は小栗旬ファンです。筆者は男ですが変な意味ではないです。普通にかっこよくない?
そんな私が映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』を見に行ったら最高だった話です。
あらすじ
本作は、太宰治が代表作「人間失格」を描くまでの半生を描いた映画です。
太宰治はWikipediaを見ればわかる通り、酒・タバコ・女・薬と乱れた私生活を送っていたようです。
そんな太宰を小栗旬が演じ、太宰を取り巻く3人の女性を宮沢りえ、沢尻エリカ、二階堂ふみが熱演します。
藤原竜也や成田凌、千葉雄大など今をときめく俳優が太宰と関わる登場人物を演じるのも魅力の一つです。
見どころ1:小栗旬がかっこいい
小栗旬演じる太宰が常にタバコを吸う、酒を飲む。
それだけでもかっこいいのがずるいのですが、女性との関わりが一番の見どころです。
妻や愛人に対して
「大丈夫、君はちゃんと僕が好きだよ」
「死ぬ気で恋、する?」
といった名言が炸裂しまくります。ファン垂涎ですね。
隣で見ていた女子大生4人組が「内容良くわからなかったけど、とりあえず小栗旬かっこよかったね」と話していたのも頷けます(?)
見どころ2:強い女性
どんなに遊んでいても親身に太宰を支える妻美知子。
- 傑作を書くために家庭の崩壊が必要であることを悟った美知子は、自ら家庭を壊せと太宰に告げる。
離れた土地で太宰の子供を身ごもり、小説の題材を太宰に提供した愛人の静子。
- 太宰に家庭があることを知りながら子供を欲し、出産後も度々太宰にちょっかいを出していたようです。
妻や愛人への嫉妬に狂い、半ば太宰を拘束してしまうもう一人の愛人の富栄。
- 二人でいられないのなら死を選ぶと太宰に迫り、落ちていくしかないとわかっていながら太宰を自らに縛り付けます。
3人とも魅力的なのですが、私は富栄の随所で浮かべる狂信的な表情にグイグイ引き込まれました。ラストシーンは太宰のみならず富栄にも注目です。
見どころ3:昭和レトロな街並み
舞台は1946年の戦後直後の日本です。
必然、服装や街並み、家の様子など全てが昭和の風景です。
レトロ好きの私にとっては背景も見どころの一つでした。(戦争直後に本当にそんな格好してたんか…?って女性もいましたが…)
小栗旬ファンなら必見。見て。
元々の小説の人間失格の雰囲気が割と好きなのもあるのですが、小栗旬がかっこよかったのも相まって最高の映画でした。
まだ上映している映画館もあるので、小栗旬が好きならお勧めです!